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高濃度ビタミンC点滴

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高濃度ビタミンC点滴とは?

高濃度ビタミンC点滴とは?

高濃度ビタミンC点滴は、アメリカなどでがん治療の一環で研究がなされている点滴療法の一種です。ビタミンCは元々人間にとって極めて重要なビタミンですので、点滴をすることで美容や美白、免疫力向上と言った効果が期待できます。
大津市松原町のオクムラフォレストールクリニックでは、抗酸化を目的として、高濃度ビタミンC点滴を行っております。

ビタミンC注射薬の品質に注意!
ビタミンC注射薬の品質に注意!

防腐剤入りの国産ビタミンC注射薬の使用について
高濃度ビタミンC点滴療法では、外国製の防腐剤の入っていない、安全なビタミンC注射薬(1本25g)の使用が必要です。国産の注射薬には全て防腐剤(ピロ亜硫酸ナトリウム,チオグリコール酸ナトリウム)が添加されている為、高濃度ビタミンC点滴療法には向いていません。
当院では正規のルートで輸入した防腐剤無添加のビタミンCを使用しています。

こんな方におすすめです

  • 慢性的な疲労
  • 体調不良
  • 風邪などの感染症
  • 歯周病
  • ストレス
  • 肌荒れ・シミ、シワ など

期待できる効果

高濃度ビタミンC点滴は、内服のビタミン剤では得られない大きな効果が期待できます。

免疫力向上

ビタミンCには白血球の機能を向上させ、免疫力を上げる作用があります。ビタミンCを点滴で補給することにより、高い免疫力向上効果が期待できます。

疲労回復効果

疲労回復効果においては、内服のビタミン剤と比べると、血中の濃度を極めて効率よく、かつ大幅に高められるため、即効性に優れているという特徴があります。

美肌・美白効果

ビタミンCはメラニンの生成を抑え、コラーゲンの生成を促すため、美肌や美白効果、老化予防などにも効果的です。

高濃度ビタミンC点滴による抗腫瘍療法

ビタミンCはブドウ糖と分子構造が類似しておりガン細胞に取り込まれやすく、細胞内でビタミンCが一定濃度を超えるとフェントン反応により過酸化水素を発生します。正常細胞はカタラーゼという酵素が過酸化水素を中和するので影響をまったく受ません。一方、ガン細胞の多くはこのカタラーゼが欠乏しているために過酸化水素を中和できずにダメージを受けて破壊されてしまいます。すなわち、ビタミンCは高濃度になると抗ガン剤として働きます。癌の種類は問わず、抗がん剤とは作用機序が異なるため併用療法が可能で、抗酸化作用により抗ガン剤の副作用を緩和する働きもあります。従って以下のような場合には特に高濃度ビタミンC療法が推奨できます。現在治療中の薬を継続しながらの投与も可能です。

  • 抗がん剤や放射線療法の補助療法や副作用対策として、ほとんどの症例に有効です。
  • 通常治療で効果が不十分な場合の代替療法として。
  • 癌の治療後の再発予防や寛解状態の維持に有用です。
  • 低腫瘍量の症例。低悪性度腫瘍で経過観察中の症例。
  • KRASやBRFAの変異のある癌細胞は高濃度ビタミンCにより選択的に殺傷されるため特に推奨されます。

抗腫瘍療法として高濃度ビタミンC療法を行う場合は、通常25gから開始し50g-100gを投与しますが、点滴後の血中濃度を測定し投与量を調整します。

施術の流れ

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診察

1. 初診の方はまず電話で予約をお願いします。点滴の効能やご自身の目的に点滴内容があっているかなど詳しく聞きたい場合はまずはオンライン診療を受けられることをお勧めします。
2. 実際の来院日を決めていただきます。
3. 初回点滴前にはご受付の後、問診票をご記入いただきき、医師による診察を行います。初診時にはG6PDという血中の酵素活性を測定します(結果はすぐに出ます)。日本人の場合G6PDの酵素活性が低い人は稀ですが、もし基準値より低い場合は高濃度ビタミンCの点滴は受けることができません(溶血による貧血や腎障害を起こす可能性があるため)。
4. 診察やG6PD活性が問題なければ当日からでも点滴可能です。

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点滴

点滴はカーテンで仕切った半個室内にて、リクライニングチェアでリラックスした状態で行います。ご希望の方にはタブレット端末の無料貸し出しも可能です。点滴中は口渇や低血糖を予防するため、飲み物やお菓子を提供しております。

副作用・注意点

高濃度ビタミンC点滴は、あくまでもビタミンCの点滴ですので、重篤な副作用が起こる可能性は極めて低いですが、起こり得る副作用としては、点滴痛、口渇などがあります。また稀に低血糖が起こることがまれにあります 。 ビタミンCとブドウ糖の化学構造が似ているため、ビタミンCを誤ってブドウ糖と認識し、インスリンが過剰に出ることによります。 点滴開始15分以内におこりやすく、ブドウ糖を飲むことで症状は消失します。
ビタミンCには利尿作用があるため、小まめな水分補給が大切になるのと、カルシウムの排出作用があるため、稀に筋肉のしびれ、けいれんと言った症状が起こることがあります。

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