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胃がん

胃がんとは?

胃がんとは?

胃がんは、胃壁の内側にある粘膜細胞に何らかの原因でがん細胞が発生することによって生じます。発生したがん細胞は内側の粘膜から粘膜下層、固有筋層、漿膜へと徐々に外側に向かって広がります。

がん細胞が粘膜または粘膜下層に留まっている場合を「早期胃がん」と言い、固有筋層よりも深く進行した場合を「進行胃がん」と言います。胃がんは早期発見できれば、治癒率は極めて高いとされています。

がんが漿膜の外側まで進むと、近くの大腸やすい臓、横隔膜、肝臓にも浸潤していきます。漿膜の外側を越えると、お腹の中にがん細胞が散らばる腹膜播種が起こることもあります。また、がん細胞がリンパ液や血液に乗って全身に流れ、肺や骨、脳に転移することもあります。

胃がんの主な症状

胃がんは、初期の段階では自覚症状がほとんどありません。場合によっては、かなり進行しても無症状の場合があります。
胃がんの代表的な症状は、以下の通りです。

  • 胃やみぞおちの痛み
  • 胃の不快感や違和感
  • 胸やけ・ムカムカした感じ
  • 吐き気・嘔吐
  • 食欲不振
  • 体重減少
  • 食べ物がつかえる感じ
  • 貧血症状
  • 黒色便 など

胃がんの原因

胃がんは、以下に挙げるリスク要因が指摘されています。

  • ピロリ菌の感染
  • 高塩分・刺激物などの食習慣
  • 喫煙・過度の飲酒・ストレス・暴飲暴食などの生活習慣

ピロリ菌と胃がんの関係について

胃がんの発症リスクとして主に考えられているのが、ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ菌)です。ピロリ菌は、胃の内壁に感染して炎症を起こす細菌です。50歳以上の方は約70%以上の方がピロリ菌に感染しているといわれていますが、ピロリ菌に感染した人すべてが胃がんになるわけではありません。

その他にも、食事や生活習慣は胃がんの発症に大きく関与しています。塩分や刺激物は胃がんの発症リスクを増加させる可能性があります。喫煙や過度の飲酒、ストレス、暴飲暴食なども胃がんの原因になると考えられています。また、高齢者や男性は胃がんの発症率が高まる傾向があります。

胃がんの検査方法

内視鏡検査(胃カメラ検査)

内視鏡検査(胃カメラ検査)

胃がんが疑われた場合には、胃がんであるかどうかの確定診断を行うために、内視鏡検査(胃カメラ検査)が行われます。口や鼻から内視鏡を挿入し、がんが疑われる病変部位の組織を採取し、組織検査を行います。この検査により、胃がんかどうかが確定します。

また、胃カメラ検査が難しい場合には、バリウム検査が行われます。バリウムを飲んで、胃の形や粘膜などの状態をレントゲンで確認する検査です。ただし、バリウム検査は内視鏡検査よりも詳細な情報を得にくいため、胃がんが疑われる場合は内視鏡検査を行うのが一般的です。

胃がんの治療方法

胃がんの治療方法には、内視鏡治療、外科治療(手術療法)、薬物療法(化学療法)、放射線治療などがあります。治療方法はがんの種類や進行度(ステージ)、また患者様ご本人の希望や、年齢、体調などを総合的に判断して、担当医師と話し合って決定します。

遠隔臓器やリンパ節への転移がなく、がんの深達度が粘膜下層までの場合は、内視鏡治療が選択されることが多いです。

内視鏡治療

胃がんに対する内視鏡治療は主に内視鏡的粘膜切除(EMR)と内視鏡的粘膜下層剥離(ESD)の2種類があります。内視鏡治療は、がんが粘膜層にとどまっていて、リンパ節転移の可能性が低い早期のがんに行います。身体への負担も少なく、がんの切除後も胃が残るため、食生活への影響が少ないです。

大津市松原町のオクムラフォレストールクリニックでは、超初期・初期の胃がんに対して、日帰りESDを行っています。

外科治療(手術療法)

手術は胃がんに対する最も標準的な治療方法であり、がん細胞をすべて取り除くことで治癒を目指します。手術は開腹手術以外にも、身体への侵襲が少ない腹腔鏡下手術もあります。

薬物療法(化学療法)

化学療法には、胃がんの再発を予防する目的の術後補助化学療法、がんをあらかじめ小さくして手術をしやすくするために行う術前化学療法、がんに伴う苦痛の改善や生命予後を延長する目的で行われる化学療法の3つがあります。
使用する薬には、細胞障害性抗がん剤、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬があり、点滴もしくは内服で行います。

放射線治療

放射線治療は胃がんに対する効果が弱く、大腸や小腸などの正常な組織や細胞も障害しやすいため、一般的には胃がんに対して行うことはありません。しかし、脳や骨などに転移がある場合は、転移部位に放射線治療を行うことがあります。

遠隔臓器への転移がなく、がんが粘膜下層よりも進行している場合は、手術が検討されます。手術では転移している可能性のあるリンパ節を含めて、胃を切除します。術後には手術で切除した病変の組織検査を行い、必要に応じて化学療法などが追加で行われることもあります。遠隔臓器に転移している場合は、放射線治療や化学療法などの治療を検討します。

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