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一般内科について
大津市松原町のオクムラフォレストールクリニックでは循環器内科・呼吸器内科・腎臓内科の3つの専門科を設けておりますが、一般内科の診療も行っております。一般内科が対象とする範囲は幅広く、風邪やインフルエンザなどのよくある急性疾患から、生活習慣病や骨粗しょう症、アレルギー疾患などの慢性疾患(いわゆる持病)まで様々です。
患者様のお悩みから迅速に原因を判別して的確な治療へと繋げますので、お体の不調でお困りの際は、どうぞお気軽にご相談ください。
こんな症状がある時はご相談ください
- 発熱・悪寒
- 喉の痛み
- 頭痛
- 鼻水・鼻詰まり
- 咳・くしゃみ
- 疲れやすい
- 不眠 など
発熱がある方へ
院内感染を防ぐため、発熱の症状(37.5℃以上)がある方は入口と診察室を別にしてご案内しております。ご来院前に必ずお電話でお問い合わせください。
■TEL:077-548-6210
一般内科で診る主な疾患
感染症(風邪、インフルエンザ、胃腸炎など)
細菌やウイルス、真菌(カビ)などへの感染が原因となって症状を引き起こす病気を総称して「感染症」と言います。体の免疫力が低下している時に発症しやすいため、疲労やストレスが溜まっている際にはくれぐれもご注意ください。
感染症の中には人から人へ感染を広げるものもありますので、「これくらい大丈夫」と無理をせず、できるだけ早い段階で受診するようにしてください。
アレルギー疾患
人体には免疫機能が備わっており、体内に侵入した異物から体を守る働きをしています。この免疫機能が本来なら無害であるはずの物質に対して過剰に反応してしまうことを「アレルギー反応」と呼び、これによる疾患のことを「アレルギー疾患」と言います。
花粉症や気管支喘息、食物アレルギーなど、アレルギー疾患とその症状は多岐にわたります。アレルギーの原因物質(アレルゲン)に曝露している限り症状を繰り返しますので、検査によるアレルゲンの特定と、その方に合わせた治療が重要になります。
骨粗しょう症
骨粗しょう症は骨密度が低下して骨が脆くなる病気です。骨密度の低下が起きても痛みなどはありませんが、骨が脆くなっているために通常よりも骨折しやすくなります。軽い打撲や転倒などのわずかな衝撃でも骨折を起こすことがあり、骨折部位によっては寝たきり・要介護状態の原因となります。
骨粗しょう症の検査と治療
骨粗しょう症の検査方法はいくつかありますが、当クリニックではDEXA(デキサ)法による評価を行っています。これは2種類のX線を照射して骨塩量を測定する方法で、極めて少ない負担で精度の高い検査が可能です。
治療では内服薬や注射(イベニティ/ロモソズマブ®)を用いつつ、生活習慣を改善することで骨密度を徐々に回復させていきます。ただし、骨粗しょう症は自覚症状に乏しいうえ、低下した骨密度の完全回復が難しいため、「ならないように予防すること」が極めて重要となります。
骨粗しょう症とフレイル
骨粗しょう症が原因で骨折してしまい、長期にわたる安静を余儀なくされると、筋肉が衰え、結果的に「フレイル」と呼ばれる状態に至ることがあります。フレイルとは、加齢に伴い筋力の衰えや心身の元気の低下が見られ、健康と介護が必要な状態の中間にある状態を指します。
フレイルの予防と管理には、骨粗しょう症の予防と早期発見が重要です。定期的な骨密度検査、バランスの取れた栄養摂取、適切な運動を心がけることで、骨粗しょう症とフレイルのリスクを低減させましょう。
生活習慣病
糖尿病や高血圧、脂質異常症、メタボリックシンドロームなど、日々の生活習慣が発症に深く関与している病気を総称して「生活習慣病」と呼びます。自覚症状のないまま静かに進行していくために治療を受けていない方も少なくありませんが、様々な疾患の呼び水となり、時には心疾患や脳血管障害などの重篤な症状を招くこともあります。
生活習慣病の検査・治療
その名の通り生活習慣が原因となる疾患ですので、生活習慣を見直すことである程度の予防・改善が可能です。言うのは簡単ですが、長年の生活習慣を変えることは想像以上に困難ですので、医師と相談しながら無理なく進めていくことが重要です。
当クリニックでは生活習慣病の予防治療にも力を入れています。採血から10分程度で検査結果を出せる測定機器を導入しておりますので、ご来院時には健康状態のスムーズな把握が可能です。患者様お一人おひとりの背景に合わせて早い段階から対策を講じさせていただきます。