認知症とフレイルについて

認知症やフレイルが気になる方、またはご家族で心配されている方は、ぜひオクムラフォレストールクリニックへご相談ください。あなたとあなたの大切な人の健康と幸せを、全力でサポートします。

※受診において、別途初診料、再診料が必要でございます。

認知症とは？

認知症は、脳の病気や損傷が原因で、記憶力、思考力、判断力などの認知機能が低下し、日常生活に支障をきたす状態を指します。加齢が主なリスクファクターとされていますが、アルツハイマー病、脳血管障害、レビー小体病など、様々な病気が原因で発症します。認知症は、早期発見と適切な介入により、進行を遅らせることが可能です。

フレイルとは？

フレイルは、加齢に伴う身体的、精神的な機能の低下が進行し、健康状態が不安定になることを指します。具体的には、筋力の低下、活動量の減少、栄養状態の悪化、疲労感の増加などが見られます。
フレイルは進行すると、日常生活の自立が難しくなり、要介護状態に至るリスクが高まります。しかし、早期に対策を講じることで、フレイルの進行を遅らせることが可能です。

認知症とフレイルの関係

フレイル状態の方は、筋力の低下や日常生活活動（ADL）の制限が見られることが多く、これらはさらに認知機能の低下を促進する可能性があります。反対に、認知機能の低下は、身体活動量の減少や自立した生活の困難を招き、フレイル状態へと導く悪循環に陥りやすくなります。

認知症への対応

認知症は、記憶力や判断力の低下といった脳機能の障害により、日常生活に大きな影響を及ぼす疾患です。当クリニックでは、以下のアプローチで認知症対策を行います。

早期発見

問診、認知機能テスト、必要に応じた画像検査を通じて、認知症の早期発見に努めます。

予防と介入

認知症のリスクファクターに対する予防策の提案や、認知症が診断された場合の適切な介入を行います。

ご家族への支援

認知症患者様のご家族に対して、病気の理解や日常生活でのサポート方法についての情報提供と指導を行います。

フレイルへの対応

フレイルは、加齢に伴う身体的・精神的な衰えが進行し、少しの健康問題で日常生活が困難になる状態を指します。フレイルの予防と改善には以下のアプローチを取り入れています。

総合的なアセスメント

身体機能、栄養状態、認知機能など、フレイルの要因を多角的に評価します。

個別の対策プラン

運動プログラムの提案、栄養指導、社会参加の促進など、患者様の状態に合わせた対策プランを立案します。

定期的なフォローアップ

状態の変化に応じて対策プランを見直し、持続的なサポートを行います。

エイジングケア外来での取り組み

大津市松原町のオクムラフォレストールクリニックでは、認知症とフレイルの予防・早期発見に繋がるエイジングケア外来を行っています。
患者様の現在の状態を正確に把握するための詳細な問診、診察、様々な検査を実施し、個別のリスクやニーズに応じた対策を提案します。また、生活習慣の改善、適切な運動プログラム、栄養指導など、患者様一人ひとりに合わせた介入を行い、健康で自立した生活を長く続けられるようサポートいたします。