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大腸がんの早期発見のために重要な検査です
大腸がんは、女性のがん死亡原因の第1位、男性でも第3位となっている病気です。しかし、定期的に内視鏡検査を行っていれば、早期発見が可能です。つまり、予防できる病気だと言えるのです。
「痛い」「つらい」「怖い」というイメージの強い大腸カメラ検査ですが、大津市松原町のオクムラフォレストールクリニックが目指すのは「ここで検査してよかった」と安心して帰っていただける検査です。大腸がんの早期発見・早期治療にとても大切だからこそ、痛みや負担を軽減できる工夫を重ねています。
特に、40歳を過ぎて一度も検査を受けたことがない方や、健康診断で指摘されたのに放置しているという方は、ぜひ当クリニックにお越しください。
こんな症状はありませんか?
大腸カメラ検査は、以下のような症状がある方におすすめです。
- 排便時に出血したり、便に血が混ざったりしている
- 貧血や急激な体重減少がある
- 便秘、下痢、便が細いなどの便通異常
- 腹痛、腹部膨満感
- 健康診断で便潜血を指摘された
- 過去に大腸ポリープがあった
- 大腸がんになった家族がいる
- 40歳以上で大腸内視鏡検査を受けたことがない など
当クリニックの大腸カメラの特徴
痛みの少ない検査
従来のカメラを押して屈曲を形成した状態で挿入する「ループ挿入法」は、腸が伸びて苦しくなったり、痛みを感じたりすることがあります。当クリニックで行っているのは「軸保持短縮挿入法」という、腸管をアコーディオンのように丁寧に短く畳み込んでいく方法で、お腹の張りや痛みが非常に少ないことが特徴です。
負担軽減のための工夫
盲腸までの平均挿入時間は5分弱、トータルの検査時間も通常観察だけなら10~15分以内と、短時間で終了します。また、炭酸ガスを使用して大腸を膨らませることで、お腹の張りをなくせるよう工夫しています。過去に痛みが原因で検査を中断してしまったという方にも、スムーズに検査を受けていただいています。
経験と精度の高い機器で見逃しを防ぐ
院長は、30年以上内視鏡検査に携わっており、数多くの検査を経験してきました。当クリニックに導入している内視鏡システムは、狭帯域光(NBI)という特殊な光を使用し、80倍の拡大観察が可能です。経験と機器を駆使し、通常観察だけでは発見が難しい腫瘍も見逃しません。
日帰り大腸ポリープ手術に対応
アメリカ内視鏡学会では、大きさに関係なくすべてのポリープを内視鏡で切除することが、大腸がん予防につながると言われています。当クリニックでもその指針に従い、大腸ポリープを発見した時点で切除手術を行っています。検査後に出血する危険性が極めて低い「コールドポリペクトミー」という方法で切除し、リカバリールームで30分ほどお休みいただければ、その日のうちに帰宅できます。
専用の前処置室・お手洗いを設置
大腸カメラ検査には、大腸を空っぽにするための前処置が必要です。オクムラフォレストールクリニックでは、前処置を快適に行っていただくために、専用の前処置室を設置しています。プライバシーに配慮された空間で、落ち着いて準備を進めることができます。
また前処置には下剤の服用が伴いますので、専用のお手洗いも設置しております。前処置室に近接しており、いつでも快適にご利用いただけます。
胃カメラ検査との同日検査が可能
お仕事や家事・育児などでお忙しい方のために、当クリニックでは大腸カメラ検査と胃カメラ検査の同日検査に対応しています。しかも連続して行うため検査着に着替えて検査台に寝てもらった後、鎮静をかけた場合は気がついたときには検査はほぼ終了しています。最短の検査で消化器の総合的な健康状態を一度の検査で把握することが可能となります。
大腸カメラ検査の流れ
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前日準備
夕食は夜8時までに済ませてください。水・お茶は摂っていただいて構いません。
夜9時頃に、下剤をコップ1杯の水に薄めてお飲みください。
前日の食事について
前日の夕食は消化のよい食べ物が適しています。特に、レトルトタイプで準備も簡単な「クリアスルー」という検査食をおすすめしています。詳しくは、お問い合わせください。
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当日のご自宅での準備
朝から内視鏡検査終了までは絶食です。
朝7時頃に、コップ1杯の水またはお茶を飲んでください。
常用している薬は、指示通り服用してください。
糖尿病の方は、検査当日の朝の薬は服用しないでください。
前処置(※ご自宅で行う場合)
指定した時間から、腸の中をきれいにする洗腸液1Lを1時間かけて飲んでいただきます。その後、水やお茶を飲用し、5~6回の排便で腸の中がきれいになります。
洗腸液について
当クリニックでは「モビプレップ」という洗腸液を導入しています。従来は2Lの水分を飲用する必要がありましたが、半量で済むため、苦痛が大きく軽減されます。
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来院後の流れ
受付
スタッフの指示に従い、問診票に記入をお願いいたします。
問診
問診で事前チェックを行います。
着替え
検査着に着替えていただきます。貴金属類は外してください。
麻酔の有無に関わらず、注射用のプラスティックの針を腕の血管に入れて固定します。腕は自由に動かせます。
前処置(クリニック内で行う場合)
クリニック内に専用の前処置室をご用意していますので、こちらでも前処置していただけます。
検査
左横向きで検査台に横たわっていただき、初めに腸の動きを抑える注射をします。内視鏡が入った時点で上向きになっていただき、ご希望の方には鎮静剤を注射します。
検査は15分程度で終了します。
検査後
30分ほど休んでいただいた後、検査結果をご説明します。
なお、検査後もしばらく、ふらつきなどの鎮静剤の影響が残る場合がありますので、検査当日は車やバイク・自転車の運転はお控えください。
大腸カメラ検査の費用
大腸カメラ検査 | 約5,500円 |
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ポリープ切除 | 約15,000~30,000円 |
組織検査 | 約3,000~8,000円 |
※3割負担の場合(1割負担の方は1/3)